イスラム教と犬

前回お話ししたように、パンコールアイランドマリーナのあるラムットは中国系の人口が多いようです。

彼らのほとんどは仏教徒かキリスト教徒。

個人的にも宗教上的にも、犬オッケーの人が多いです。

その影響なのか、ここラムットではイスラム教徒たちも犬に慣れているように思われます。

通常、イスラム教では犬は豚と同様に不浄とみなされているので、イスラム教徒は犬には絶対に近づきません。姿を見ようとしない人さえ居ます。

もちろん犬には触れることはできないし、犬がいる家はけがれていると信じられているそうです。

特に黒犬は悪魔とみなされるとか。。。 黒犬のタンゴ君は散々ですよね。

犬を毛嫌いするイスラム教徒の多い地区(ランカウイやマレー半島東海岸)では、犬のいる我が家は全否定されているような暗い気分になることも。

しかし、なぜ犬が不浄の生き物と扱われるのかは、謎のようです。

イスラム教徒の聖典・コーランには犬のことについては書かれていないようで、マホメットが犬に噛まれたからだとか、犬を嫌いだったからだとか、色々な説があるようです。

もしもマホメットが犬好きだったなら、イスラム教での犬の位置づけが全く異なっていただろうなと思うのは私だけでしょうか?

幸運なことにパンコールアイランドマリーナ・マネージャーのジェームズさんは20頭以上もの犬を飼っている犬が大好きなキリスト教徒。

本当によかった~~!!

DOG ---> GOD 犬は神様に一番近いと思います!

マリーナのスタッフが通りすがりに「タンゴ~」と声をかけてくれるのも、すごくうれしい。

明るいうちにタンゴと散歩ができるし、お魚も釣れるし沢山頂けるし、マレー半島で一番いいマリーナかもしれません。

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